近ごろ、ツイッターやインスタグラム、フェイスブックなどのSNSでも、商品の広告を見かける機会が多くなりましたよね。広告が増えるということは、SNSをきっかけにして商品を購入する人の数が増えているということです。それまでネットで買い物をすると言えば、検索サイトを利用して商品を検索して購入するという方法が一般的でした。しかしSNS広告が増加しているということは、消費者の検索方法にも変化が起きている可能性があります。
そこで今回は「情報の検索方法は変化しているのか」について詳しく調べてみましたので、ご紹介していきましょう。
検索サイトがメインだがSNSも伸びている
全国の10代~50代の女性704名を対象に「検索に関するマーケティング調査」として「普段行っている検索方法」についてのアンケートを実施しました。その時の結果がこちらです。

内容を見ていきますと、GoogleやYahoo!などの検索サイトを使って検索する人が最も多く、次いで多いのがSNSやアプリから検索するという人でした。
2017年ごろからは、SNSから商品の検索を行う人も増えてきています。ツイッターやフェイスブック、さらにインスタグラムなどで芸能人やモデルの投稿や、おしゃれだなと感じた投稿をきっかけにして、商品に興味を持つ人が多くなっているのです。特に2018年現在はインスタグラムの影響力が上がってきており、消費者の購買意欲がインスタグラムによって醸成されることも多くなっています。
ツイッターやフェイスブックも写真を載せることはできますが、どちらかと言えば文章がメインです。「インスタ映え」という言葉が流行したぐらいですから、インスタグラムの方が写真の投稿がメインと言えます。商品の購買意欲を掻き立てるのに写真は必須ですから、そのことを考えると、SNSのなかではインスタグラムで情報を検索する人が多いのではないでしょうか。
SNSは購買行動を起こすきっかけになっている
前述したとおり、SNSから検索する方法が伸びているとはいえ検索方法自体はまだ検索サイトから行う人が多くなっています。現状SNSは、「検索ツール」というよりも「購買行動」をユーザーが起こすためのツールになっていると考えられます。
それは、以下のアンケート結果からも読み取ることができます。

SNSから商品の情報を得ている人は、単純に商品の情報を得るだけというよりも、実際に商品を買ったり商品に関連するイベントに行ったりという「購買行動」を起こすことが多い傾向にあるようです。
その理由として考えられるのは、SNSの方が検索サイトから得られる情報よりも商品に関するイメージを想起させる「写真」「動画」、そして実際に商品を使った「ユーザーの感想」などをよりダイレクトに得られるということが挙げられます。具体的なイメージをつかみやすいからこそ、SNSから購買意欲、購買行動が醸成されることが多くなっているのです。
SNSをメインに利用するユーザーは、検索サイトをメインに利用するユーザーよりも購買意欲、購買行動につながりやすいことは、ぜひとも押さえておくべきでしょう。
検索方法は違っても、消費者が見るのはクチコミサイト
このように、商品の検索方法には変化がありますが、検索サイトとSNSのどちらの検索方法であっても、消費者が結果的に参考にするのはクチコミ、あるいはクチコミサイトであると言えます。

検索サイト・検索エンジンから商品の情報を見る場合、多くの消費者はクチコミサイトの情報を探して参考にします。商品について理解し、購入の判断をする場合にクチコミサイトを参考にするユーザーが多いのです。
一方のSNSは、ユーザーの実際の使用感、評価などが数多く投稿された、いわば「クチコミのるつぼ」です。消費者はSNSを通じて、実際に商品を購入した人の投稿を検索し、購入を決める前の商品のリサーチを行っているのです。
Instagramの投稿がクチコミになる

SNSの投稿自体がクチコミとなっていることは前述したとおりですが、なかでもクチコミとしての影響力が高いのはInstagramの投稿です。Instagramは写真がメインとなることから直感的に商品の状態を見られることはもちろん、文章だけでなくハッシュタグなども交えてその商品の使用感や評価を見ることができます。有効性の高い投稿(=クチコミ)になるといわゆる「インフルエンサー」でない一般の人であっても数多くの「いいね!」が付くこともあり、そのことで投稿は拡散されます。さらにその投稿にユーザーがコメントを付けることもあり、より投稿の有効性、有益性が補強された状態で拡散されていくのです。こうして、有効性、有益性が補強された投稿は高い訴求力を持って、SNS上で拡散され続けていきます。
クチコミの力を見直し、一歩先のマーケティングを!

利用者が今後も増え続けていくSNS。投稿(=クチコミ)を元にして商品を購入する人が増えてきています。一方で検索サイトから商品を検索する消費者も、クチコミサイトを参考にすることが多いです。
前述したとおり、最終的に消費者が参考にするのはクチコミです。クチコミの力を今一度見直して、クチコミの有効性を踏まえた一歩先のマーケティングを行うことで、検索サイトからでもSNSでも訴求力のあるマーケティング展開が可能になるでしょう。サウスポーでは「検索サイト」も「SNS」も同時に対策可能!検索媒体の対策についてご興味ございましたらお気軽にご相談ください!
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