購買行動に大きく影響 一般生活者のSNS利用動向

購入動機にも大きく影響を与えるSNSユーザの利用動向(2020年4月1日更新)

SNSの利用者は年々増え続けており、日本でも2017年末には7,216万人あまりに達しています。
2016年末の調査データでは6,878万人ほどとなっており、年間純増者数は338万人となっており、1ヶ月平均で約28万人の利用者が増加したと見ることができます。
引用元:ICT総研「2017年度 SNS利用動向に関する調査」

総務省の平成29年公表データによると、年代別では20代では2016年の時点で97.7%がいずれかのSNSを利用しており、若い世代ではスマホとSNSが生活には欠かせないほど身近なものとして子供のころから接してきた媒体といえます。
一方、40代から50代は2012年時点の利用率は20.6%でしたが、2014年から2015年にかけ利用率が上昇し、2016年には60%程度が何らかのSNSを利用しています。このように日本では世代を超えてSNSユーザーが増大している状況です。
近年SNSの種類も増えている中、どのSNSが人気でどのように活用されているのか最近の動向を見ていきましょう。
引用元:総務省情報通信政策研究所「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」

 

一般生活者のSNS利用動向

かつてSNSといえば、日本ではmixiなどのやや閉鎖的なサービスが人気でした。ですが次第に、アメリカから始まり世界的な人気を得ているTwitterやfacebookへの移行、新しく入ってきたSNSを初めてのSNSとして利用し始める方が増えました。さらに現在では、より気軽にメッセージがやり取りできるLINEや、写真を気軽にアップしてコミュニケーションがとれるinstagramの人気が高まっています。

また、ICT総研が2017年度に実施したアンケート調査では、アンケート対象者4,196名のうち、Twitter利用率が約41%、facebookが約33%とやや伸び悩むなか、LINE利用率は約77%と大きく増大しております。instagramは28.6%ですが新しいSNSとしては昨年の22.1%から6.5%増加も利用者率を高めており、勢力が大きく増しています。facebookの利用率が減少傾向にある一方で、instagramはfacebookの利用率に迫る勢いを見せており、勢力の交替が見込まれます。

また、利用時間数で見るとLINE利用者の41%、instagramの58%が利用時間が増加したと回答しているのに対し、facebookは25%とここでも伸び悩んでいます。スマホの普及率が増えているとともに、LINEやinstagramのようなスマホでより気軽に使用できるSNSの利用割合が高まっています。
引用元:ICT総研「2017年度 SNS利用動向に関する調査」

SNSの利用者満足度についてのアンケート調査では、年代を問わず気軽にメッセージのやり取りができて低コストなLINEが77.9ポイントと満足度が最も高く、次いでinstagramが僅差の77.7ポイントと大きな健闘を見せています。3位はTwitterで74.0ポイント、4位がGoogle+で69.0ポイント、5位はSkypeで68.7ポイント、そして、facebookに至っては66.5ポイントと低く、かつて国内で人気を博したmixiでは59.8ポイントに留まっています。
なお、SNSを利用する理由で最も多かったのは、「人とのコミュニケーションを図りたい」で40%、そのほか、「いいね!」などの賛同や評価、人からのアクションが欲しいと答えた方も15%います。

生活者の消費動向に影響を与えるSNS・メディア

先程の【各SNSの最新動向】グラフを見ていただくと、Instagramが今非常に勢いがあることがわかりましたね。実はこのInstagram、利用者数が伸びているだけではなく『消費者が購入する際に影響を受けるメディア』としても今最も伸びているのです。これは、2016年より「商品を購入する際に参考にするインターネットメディア」について取ったアンケート結果です。

商品購入の際、口コミを参考にして商品を購入するという人がほとんどですが、中でも大きな変化が表れたのがInstagramです。2016年10月では39%であった割合が2020年3月現在では73%。ここ4年に急激に伸びていることが分かり、SNSの中でも特に影響力の高さが分かります。instagramはブログや他のSNSと比べて文章の入力が任意であり、写真や動画を通して気軽にコミュニケーションがとれるので、女性を中心に愛用者が急増しています。

近年の消費者動向においても、instagramにあげられた写真を見て欲しいものができた、オンラインショップでの購入を決めたという女性が増えています。中でも人気のお洒落な女優さんや、トレンドをリードしているモデルさん、有名な読者モデルやブロガーなどのinstagramの写真はインパクトが高く、紹介されると瞬く間に売上が伸び、在庫切れになるようなケースも出現しています。

 

メディアは変わっても変わらないもの=消費動向へのSNSにおける口コミの影響力

 
数多くのSNSの中でも気軽にメッセージ交換ができるLINEや、短い文字で情報発信ができるTwitterの人気が高く、これに加えて気軽に写真でコミュニケーションがとれるinstagramが大きな飛躍を見せており、さらに今後も伸びが期待できます。とはいえ、先程のグラフを見ていただくと分かるように、消費者の興味関心メディアはここ数年でも移り変わりが激しいものです。

しかし、一つ言えるのが、メディアは変わっても変わらないものは口コミの影響力です。現に、instagramに紹介される画像をはじめ、SNSを通じた口コミ効果やプロモーション効果は非常に高く、SNSユーザーが自然と購買意欲を高めて購入に踏み切る流れができています。定期的にマーケティング調査をすることでいち早く消費者の動向を情報収集し、対策していくことがまずは認知・興味・関心へと促す第1歩ではないでしょうか。

 

 

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