現代社会ではスマホの普及とともに、私たちの生活とSNSが強いつながりを持っています。SNSの中でも有名なFacebookは、14.5億人以上が毎日使用しているという調査結果もあります。そんな、誰もが使うSNS上で公式アカウントを利用して自社のブランディングの向上やユーザーの購買意欲上昇を果たしている企業が多く存在します。
今や最も重要な市場であるSNSをビジネスで利用することは、企業にとって必要不可欠です。ただ、実際にどのような形でSNSの公式アカウントを運用すれば良いのでしょうか?
この記事では、すでに成功している企業のSNS公式アカウント運用を参考に、SNSにおける公式アカウントの活用方法をご紹介します。
Twitterの公式アカウント運用 成功事例
Twitterのアカウントをうまく活用するためには、「どれだけユーザーに広告を届けるか」が重要になります。しかし、ただ宣伝ツイートを繰り返すだけではユーザーは離れていってしまいますよね。大事なのは、「ユーザーにとって有益なアカウントだと認識された上で、宣伝ツイートをすること」です。
そんなTwitter運用を成功させている2つの公式アカウントをご紹介します。
成功事例①:シャープの公式アカウント
Twitterの公式アカウントの特徴として、全てのツイートが宣伝だと思われてしまうデメリットがあります。そのため、ユーザーは公式アカウントのツイートは全く気にするとこなくスクロールしてしまうため、せっかくの宣伝がユーザーの目に止まりません。
そんな問題を解決しているのが、SHARPの公式アカウントです。SHARPの公式アカウントは、自社の宣伝情報だけでなく、思わずクスッと笑ってしまうようなツイートを多く発信しています。
例えば、以下のようなツイートがあります。
企業公式の場合
偉い人「ツイッター始めよ」
平社員「はい」S N S 最 修 羅 の 国
ク ソ リ プ オ ン パ レ ー ド
広 告 ゆ え に 無 視 オ ブ 無 視
す ぐ バ ズ る と 思 う 大 人
フ ォ ロ ワ ー 増 を 詰 め る 社 内
よ う こ そ Twitter へ
— SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) June 11, 2018
みなさんのお給料あるいは冬のボーナスをあてにして、たくさんのシャープ製品が本日発売になります。必要ないのに買えとは思いませんが、必要なら候補に入れてください。
— SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) October 24, 2019
このように、ユーザーにとって親近感が湧くようなツイートを頻繁に織り交ぜることによって、SHARPが発信するツイートに注目させ、宣伝を効果的に伝えることができるようになります。同じような、親近感の湧くツイートをしている公式アカウントは他にもたくさんあります。どんな企業でも実践できる最もポピュラーな手法ではないでしょうか。
成功事例②:無印良品の公式アカウント
Twitterでフォロワーを増やすためには、ユーザーにとっていかに有益なツイートをするかが重要になってきます。ツイート自体の情報の質はもちろん、写真を加工したり、文章を読みやすくしたりなど、様々な工夫をすることができます。そんなユーザーファーストなツイートを心がけている公式アカウントが無印良品です。
無印良品のツイート内容は、ユーザーに与える親近感等はないものの、一つ一つが丁寧に作り込まれているのがわかります。
例えば以下のようなツイートがあります。
【#休日につくるアレンジレシピ】
無印良品の商品を使って、少しのアレンジでいつもと違う手軽でおいしいレシピを紹介します。今回のレシピは、「焼きキーマカレーうどん」。味付けはキーマカレーにおまかせの、家でも簡単につくれる焼きカレーうどんです。https://t.co/e3RK2YSMdt— 無印良品 (@muji_net) April 20, 2020
ツイートの内容は自社製品の宣伝が主ですが、一つ一つのツイートにオススメの使用方法やおしゃれな画像が乗っていたりと、非常に作り込まれています。このようなツイートを続けるのは、企業にとってやや負担になりますが、SNSマーケティングとしては相応の成果を出すことができるでしょう。
Instagramの公式アカウント運用 成功事例
Instagramは写真付きの投稿が前提となります。そんなInstagramでユーザーがアカウントをフォローするときに「こんな写真が見たい」という思いでフォローをすることになりますそのため、アカウントの投稿には「こんな写真を投稿するよ」という一貫性が必要になります。
例えば、カレーの画像が見たくて、カレー屋さんのアカウントをフォローしたのに、全く違う料理の画像ばかりが投稿されていたら、ユーザーからしたら迷惑ですよね。つまり、Instagramのアカウント運営で最も大事になってくるのは、「一貫性」です。
そんな大事な一貫性をしっかりと守っている公式アカウントを2つご紹介します。
成功事例①:チキンラーメンのアカウント
https://www.instagram.com/chickenramen_hiyoko/
チキンラーメンのアカウントでは、一貫して「ひよこちゃん」の写っている写真が投稿されています。このアカウントをフォローする人は「ひよこちゃんがみたい!」と思ってフォローするため、しっかりとユーザーのニーズを考えたInstagram運営が魅力的ですね。もちろん、このアカウントはチキンラーメンの売り上げにも大きく貢献しています。
チキンラーメンのアカウントが写真を投稿するたびに、フォロワーはチキンラーメンのことを思い出すため、購買意欲の向上にもつながっています。
成功事例②:クリスピークリームジャパンのアカウント
https://www.instagram.com/krispykremejapan/
ショッピングモールでよく見る、「クリスピードーナツ」の公式アカウントです。こちらも、「おしゃれなドーナツの写真が見たい!」というユーザーのニーズを考えたInstagram運営が際立っています。クリスピークリームジャパンは、ただドーナツの写真をせるだけではなく、その写真のおしゃれさにも一工夫加えられています。
このように、Instagramをうまく活用していくのであれば、投稿する写真のおしゃれさにも目を向けていくのが良いでしょう。
成功事例を参考に、オリジナリティあふれる公式アカウントを運用しよう

・Twitterの公式アカウント運営
「ユーザーにとって有益なアカウントだと認識された上で、宣伝ツイートをすること」を考える
・Instagramの公式アカウント運営
「こんな写真が見たい」というユーザーに対して、一貫性を持った運営をする
SNSの運営は非常に難しいところがありますが、成功しているアカウントに目を向けることで、上手く活用することができます。
●なぜこのツイートをしているのか?
●なぜこのようなコメントをしているのか?
●なぜこの写真を投稿しているのか?
公式アカウントのSNS上の行動には全て意味があります。しっかりと分析して、自社のアカウント運営に活かしていきましょう!SNSを活用したプロモーションでお困りでしたら、はお気軽にご相談下さいませ!
▼サウスポーで取り組みできる口コミ×SNSプロモーションをチェックしてみる
無料相談フォーム
波及数・金額・効果をぜひご実感ください!
フォロワー数が多いインスタグラム・インフルエンサーや、商品特性にあった年齢をセグメントすることで、効果の高い人を選定することも可能です!
サンプリング・口コミマーケティング、SNS対策・波及でお困りでしたら、お気軽にご相談ください!