クチコミはなぜ必要?ユーザーの心理とは?

クチコミはなぜ必要?ユーザーの心理とは?(2021/2/1更新)

インターネットの普及により、店舗に買い物に行かなくてもインターネット経由で大抵のものは購入できるようになって来ました。しかし購入前にどんな商品なのかを知りたい時には、ネット上にある商品のクチコミが役立ちますね。現に、2017年に全国の10代~50代の女性853名を対象に「消費者の商品購入までのマーケティング調査」を取ったところ、気になる商品を見つけたら約95%の消費者がスマホやPC等で検索をしています。

クチコミは消費者側だけでなく、販売者側もユーザーの心理を分析するために、とても重要な判断材料になっています。マーケティングを成功させるためにも、ネット上の商品のクチコミは欠かせないものとなっています。
今回は、そんなクチコミの必要性について3つの理由を紹介します。

ネットの商品レビューは購入の後押しになる!

インターネットで買い物をすることは、日常にすっかり根付いて来ました。インターネット経由で日用品や食料品などの買い物をする方も、珍しくなくなっています。気になって購入しようかどうか迷う商品があった時に、参考にするのがクチコミやレビュー。中でも以下のデータよりスマホ・PC共に約8割の方がクチコミサイトでクチコミを検索しています。手軽にレビュー欄やクチコミサイトを見て、購入者や商品ユーザーの意見を知ることが出来るので、自分の暮らしにも役立つかどうかの判断材料になるのです。

では、ここで質問です。検索したクチコミサイトで「レビューが全くない」「あってもクチコミが古い・評価が悪い」。そんな商品を目にした事はないでしょうか?このような場面に直面した際に、ユーザーはどのような行動を起こすのでしょうか?先程と同様、2017年に実施した「消費者による商品購入までの経緯に関するアンケート」によると、インターネットによる買い物をする際、購入希望の商品のクチコミ評価が著しく悪かったら、約8割の人が購入を見合わせるという意見があります。

私たちは自分の考えがまとまらない時は「誰かの意見」をとても参考にします。選択に迷っている商品のクチコミを見た時に「とても使いやすかった」というレビューがあれば、購入の決断をする強い後押しになるのです。

ショッピングサイト楽天などでは、商品を選ぶ時「レビューの多い順」に表示して買い物をする人も多いほど、購入者のレビューは信頼されています。また人気ブロガーさんが運営するブログも、大きくみればクチコミサイトです。人気ブロガーさんがブログで紹介した商品は、ショッピングサイトですぐに品切れになるほどの影響力があります。ブロガーさんは、商品の写真を自分の暮らしに取り入れてセンス良く撮影しているため、ショップのサイト画像よりはるかにクオリティが高いことが多いです。ショップ側は商品の販売を目的にしていますが、クチコミは使う目線から書かれているため、ブロガーさん達の意見はとても参考になりますし「この人が書いているなら買ってみようかな」という購入意欲にも繋がるのです。

消費者側はクチコミを頼りにしている

 
消費者側は、商品の購入前は多少の不安があります。特にインターネットでの購入は、何度経験しても不安が全くなくなることはありません。特に初めて使う商品を購入する場合は、使用者の意見をとても参考にします。商品ページのクチコミ数を見て良い評価が多い商品であれば、初めて購入する商品でも安心して購入ボタンをクリックすることが出来ます。

インターネットサイトでクチコミを見てみると、商品の意外な使い方を書かれていることもあります。例えば、一見普通の茶こしが販売されているサイトでも、茶こしの商品レビューに「少量のコーヒードリップに使える」というクチコミが投稿されると、商品が急に売れ始めたということもあります。消費者が購入前にクチコミをチェックするのは商品の評価だけでなく、自分と違う見方や意見を知ることが出来るというメリットもあるのです。

また商品だけではなく、店舗や配送についてのクチコミについてもとても参考にしています。いくら良い商品を取り扱っているサイトでも、梱包が粗雑であれば受け取った時に商品が破損している可能性があります。通信販売では配送にまつわるトラブルが面倒ごとの1つでもあります。梱包状態、配送トラブルや、トラブル後の対応など、店舗自体のクチコミもそのお店で商品を買うかどうかの大きな決め手になるのです。

SNSのクチコミ影響力

マーケティングでは、SNSでのクチコミ影響力が大きなものになります。インスタグラムでは、人気ユーザーが投稿するインテリアやメイク用品、ファッション雑貨などはフォロワーの購買意欲を動かします。

ツイッターも流行を動かすSNSとして影響が大きいです。ツイッターに投稿された情報は、フォロワーがリツイートをしていくことでどんどん情報が拡散されていきます。良くも悪くも、トレンド入りした投稿はあっという間にブームになるのがツイッターです。「この商品すごくいいからみんな買ってみて!」と紹介された商品は、その後数日間店舗から消えるほどの勢いで売れていきます。

逆に、ツイッターで「この商品最悪!」と投稿されたツイートが話題になると、紹介された商品の売れ行きが悪くなることもあるのです。SNSもFacebookやインスタグラムなどいくつかありますが、その中でもツイッターはユーザーの正直な意見が書かれています。ツイッターユーザーは、商品の感想についてありのまま書き込んでいる方が多いので、リアルタイムの反応として広がっていきます。

そのため企業は、SNSの中でも特にツイッターのクチコミをとても大切にしていて、ユーザーのダイレクトな意見が聞ける場として重宝しています。

口コミの影響力を理解して、効果的なマーケティングを!

消費者側からしても販売側からしても、クチコミの必要性というのは非常に大きな割合を占めています。

●クチコミ評価は、商品を購入する決め手になるといっても過言ではない
●クチコミがない商品は購入を見合わせる
●ショッピングサイトでもクチコミやレビューの多い商品を購入する
●SNSのクチコミも重要視している
 
クチコミは、良くも悪くも「その商品が話題になる」という意味合いがあります。いまの時代、消費者の意見でもあるクチコミは「無くてはならないもの」に変化していっていると言えるでしょう。
 
 
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