まず、はじめに社会的な課題、企業的な課題として「個人のワークライフバランスの実現」があります。
しかし、”ワークライフバランス”では解決すべき課題としての範囲が広すぎます。
そこで私たちは社会人として必ず持っている領域として①「ワーク=仕事」と②「ファミリー=家庭」がある事に着目し、
この2つの関係性を掘り下げることになります。
その過程で専門分野で活躍しておられる方達にご意見を伺わせていただきました。(インタビュー記事)
インタビューの中で①「仕事」=上司部下の役割・関係性、”仕事”に対する責任がある。
②「家庭」=旦那さん・奥さん、親と子(小さい子供目線ではなく、親の介護など大人として)それぞれで役割と責任がある。ということを知ることになります。
以上のことから、結局「役割と責任」の往復となっており、「仕事と家庭」の2つの領域だけではそもそもコンフリクトを解消する事は困難であることに直面します。

 

 

 

そこで「仕事」でも「家庭」でもない「第3の領域※1(仕事・家庭外の人とのつながり)」を持つことで
コンフリクトを解消することができるのではないだろうかと持論を打ち出します。
”その人自身でいられる時間、つながり”が持つ効果として「ストレス解消」、「リフレッシュ」、
「仕事・家庭領域の問題をサードコミュニティで共有する事での解消(インプット・アウトプット)」、
「”経験”を積む場を増やす事でのスキルアップや視野の広がり」等々が考えられる要因となります。
①「仕事」②「家庭」③「サードコミュニティ」の3つの領域で相乗効果のサイクルを生み出していく事で初めて、
仕事も家庭も含めた「ライフ」の充実に繋がっていくと考えをもつことができるのではないでしょうか。
以上を元に以下のコンセプトになりました。

※1 第3の領域=サードコミュニティ

 

 

この事業でライフが充実した個人の”充実感”が周りに伝播していく事で周囲に好影響が生まれる環境の実現に
一石を投じるお手伝いができると自負しています。
例えば充実感を持った人が職場内にいれば、「最近明るくなったよね」「何か良いことがあったのかな」という
ポジティブな空気が生まれる(家庭領域でも同様)ように心の充実は周囲の人間にも感じることはできます。
良い雰囲気、ポジティブな空気感は周囲の人間にも伝播します。
それが少しずつでも職場、家庭へと伝播していけば、いずれは社会全体を巻き込みます。
そうして好影響が社会へと伝わっていく事を目指します。